40代顔にたるみが気になる!どうすればいい?

40代にさしかかると、特に不摂生を繰り返したわけでなくても、身体の様々な部位が不調を訴えだすものです。

お肌も決してその例に漏れません。

40代に突入し、目立つようになってきた口元のたるみ、頬に刻まれ始めた皺などに頭を抱える方は少なくないと思われます。

たるみ、しわに対して、改善策はあるのか調べてみました。

参考にしていただけると幸いです。

年齢を重ねるにつれ、お肌は乾燥しはじめ、弾力を失っていきます。

これは、水分を保持するための物質であるヒアルロン酸と、弾力の源であるコラーゲンが加齢とともに減少していくために引き起こされます。

特に、ヒアルロン酸は赤ちゃんの頃をピークに、体内に存在する量は減る一方という物質です。

「水分を保持するヒアルロン酸が減る一方なら、改善策なんてあるの・・・?」と疑問に思った方もいらっしゃるかもしれません。

ヒアルロン酸は、残念ながらご自宅でできるケアやサプリメントによって摂取しても、効果が保証されていない、というのが現状です。

しかし、気づかないうちに習慣と化していた、たるみを助長するような行動を是正することは可能です。

まずは、紫外線対策をしっかりとおこなうようにしましょう。

ヒアルロン酸を生成する「線維芽細胞」とよばれる細胞は、紫外線の悪影響で破壊されてしまいます。

同時に、コラーゲンも紫外線により破壊されてしまいます。

なにより、紫外線から身を守るために体内で分泌される活性酸素と呼ばれる物質が、お肌を酸化させてしまうために、皮膚の老化ないしシミ・ソバカスを誘発するのです。

紫外線はお肌にとって大敵です。

ご自身のお肌に合った(刺激の強すぎるものは逆効果です)日焼け止め、つばの広くて長い帽子、サングラスなど、紫外線対策をしっかりと講じましょう。

お仕事中やご自宅で、長い時間猫背で過ごしていませんか。

長時間手作業をされる方や、PCの前でデスクワークをされている方は、自然と肩を縮ませて、首の後ろの筋肉で顔の重さを支えている姿勢となってしまいます。

この姿勢ですと、頬が下方向に引っ張られてしまうため、自然とたるみを発生させてしまうのです。

姿勢を正して生活することは決して恥ずかしいことではありません。

肩を後ろに広げ、腰に重心を置いて、胸の筋肉を大きく開いた姿勢を取る、こまめにストレッチをする等して、酷使した筋肉をケアすることが肝心です。

また、普段からマスクを常用してお仕事に従事されている方は、口元の筋肉を全く使わないでいる可能性が非常に高いです。

その習慣が長引くと、表情筋は使われないためにその力が弱まり、自然と顔回りのお肌を引き上げる力が失われていきます。

演劇の稽古でよく聞く「あ・え・い・う・え・お・あ・お・・・」というフレーズの口真似をして、口を大きく開けたり、思いっきりすぼめてみたりといった運動を、こまめに取り入れるだけでも表情筋は鍛えられます。

マスクの下で、こっそり実践してみてはいかがでしょうか。

ビタミンCをしっかりと摂取して、睡眠時間を確保しましょう。

ビタミンCは、お肌の弾力を保つ物質であるコラーゲンを生成するのに一役買っています。

また、紫外線を浴びることで生成される活性酸素を無力化する力も持っています。

しかし、熱で簡単に壊れやすいために意外に摂取しづらく、また数時間で尿として体外に排出されてしまう、保持しづらい栄養素でもあります。

サプリメントを駆使して、こまめにビタミンCを補給しましょう。

また、夜22時から翌2時までの時間を必ず睡眠に充てることで、お肌を再生する能力であるターンオーバーが活発に行われます。

仕事や雑務をなるべく早めに切り上げて、睡眠時間をしっかりと確保しましょう。

お肌に悪影響があるのに、いつの間にか習慣と化してしまっていたものとして、上記のうちいくつかあてはまるものがあったのではないでしょうか。

早め早めが肝心です。

お肌のたるみを改善して、若々しい気持ちで過ごせることを祈っております。

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