目の下の笑いジワを消したい!どうすればいい?
年齢を重ねていくと、若いころには気付かなかったお肌の変化に気付くことがあります。
それは、日々鏡を見ていてふと気付くものがほとんどで、特に対策を考えていなかった場所に出てくるものです。
例えば、大きなシミやほうれい線などの目立ちやすい悩みであれば、早期に気付いて対処をしていたことでしょう。
しかし、目の下の笑いジワだったらどうでしょう?
気が付いた時には、だいぶ目立つようになってしまっているものです。
今回はそんな目の下の笑いジワの原因、予防や消すための対策などを考えてまとめてみました。
一緒に見ていきましょう。

目次

笑いジワの主な要因

目元の笑いジワは、よく笑う人に多いシワだと言われています。

笑顔で居るのはとても良い事なのですが、シワがあることが一度気になってしまうと、今まで通りに笑うのを気にしてしまいますよね。
まず、目元は他の皮膚よりも薄く、シワができやすい部分です。
また、皮膚が薄いため、刺激を受けやすい部分でもあるのです。
シワを作る原因になってしまう刺激には、以下のようなものがあります。
・紫外線
・乾燥
・力を入れてスキンケアを行う
美肌に良くないと言われているものばかりですよね。
また、シワを作ってしまう刺激以外の要因として、以下のようなものがあります。
・過度のダイエットや加齢によるたるみ
・寝不足などの生活習慣
シワを作ってしまうのは、刺激だけではなく、普段の生活やダイエット、加齢など様々なものがあるのです。
要因別に、どうしてシワができてしまうのかを詳しく見ていきましょう。

シワを作ってしまう原因

まず初めに、刺激によりシワができてしまうメカニズムを説明いたします。
紫外線
紫外線と言えば最初に思いつく肌トラブルはシミだと思う方が多いのではないでしょうか。
実は紫外線はあらゆる肌トラブルを作ってしまう原因でもあるのです。

シワもそのひとつ。
紫外線には大きく分けて3つの種類があるのをご存知でしょうか?
紫外線A波(UV-A)、紫外線B波(UV-B)、紫外線C波(UV-C)にわかれています。
紫外線C波が最も危険な紫外線と言われているらしいのですが、私たちが普段生活している圏内には届いていないものです。
普段地表に届いているものがUV-AとUV-Bなのですが、UV-Bは皮膚の表面までしか到達せず吸収されてしまいます。
そのためUV-Bは、いわゆるシミの原因になる紫外線、と思っても良いでしょう。
これは、日焼け止めなどのSPFで防ぐ事ができるものです。
UV-Aが今回のテーマであるシワの原因を作ってしまう紫外線。
このUV-Aは、皮膚の深いところまで到達すると言われており、長い時間浴び続けることにより皮膚の中のコラーゲンやエラスチンなどにダメージを与えてしまうのです。
これらの成分がダメージを受けると、肌の弾力やハリが失われていきます。
さらに怖いことに、このダメージを受けた直後は、肌にほんの少し刺激を与えただけでシワになりやすい状態になってしまうそう。
このUV-Aは日焼け止めの【PA+】で防ぐ事ができます。
乾燥
乾燥もまた、あらゆる肌トラブルの原因として、常に注目をあびているものですよね。
元々乾燥肌というほどではないけれど、目元や口元だけが乾燥しやすい方も多いといいます。
ですので、乾燥肌の方は、さらに目元は乾燥すると思って良いと思います。
袋から出したばかりの小麦粉粘土は、しっとりと潤っていてどのような形に形成しても元に戻すことができます。
しかし、しばらく放置しておくと表面が乾燥してひび割れ、カサカサになり、違う形に形成しようと試みるとちゃんとした形にならずシワが寄った状態のまま固まりますよね。
これが、お肌の表面で起きているわけですから、当然シワの原因になってしまいます。
お風呂に入った時や、スキンケアの後に鏡を見てみましょう。
しっとりと濡れている状態の時に、シワが目立たなくなれば乾燥によるシワの可能性が高いと言えます。
また、乾燥した状態を放置しておくと、どんどん皮膚が分厚くなり水分を保持する機能が弱まってしまいます。
そうすると、徐々にお肌に残った水分が蒸発していき、やがてシワが深く目立つようになってしまいます。
力を入れたスキンケア
洗顔時や洗顔後のスキンケアに、気合を入れ過ぎてちからがはいっていること、ありませんか?
特に夏場などのべたつく季節は、どうしても脂っぽさが気になり、ゴシゴシと洗顔をしたくなってしまいますよね。
また、化粧水をしみ込ませようと力強くパッティングしてしまったり、タオルでゴシゴシと拭いてしまったり。
このゴシゴシスキンケアがシワの原因になるのです。
前述したように、目元の皮膚はすごく薄く敏感です。
洗顔時やスキンケア時に無理な力がかかると、簡単によれてしまいます。
薄手の紙などは、少し力をいれただけで破けたりよれたりしますよね。
目元の皮膚も同じなんです。
シワを伸ばすためのマッサージなども、間違った方法で行えば逆効果になる事もあります。
とにかく顔の皮膚を扱うときは優しく、丁寧に行うようにしましょう。
過度のダイエットや加齢によるたるみ
痩せて美しくなりたい、すべての年代の女性が常に考えている事ではないでしょうか。
しかし、過度のダイエットは体調を悪くするだけでなく、皮膚や髪の毛などにも悪影響を及ぼします。
これは、年齢を重ねた女性だけでなく、若い世代の女性でも起こりうるシワの原因です。
体に必要な栄養すら届かない状態では、いくら外側からケアしていても無駄になります。
また、加齢によるたるみが原因で目の下の弾力が失われ、シワになりやすくなります。
これは、真皮層にあるヒアルロン酸やコラーゲン、エラスチンなどが減っていくためにおこります。
寝不足などの生活習慣
「お肌は夜つくられる」という言葉を聞いたことはありませんか?
睡眠はお肌にとって、絶対的に必要なものなのです。
イギリスで行われたある実験で、被験者に5日間連続で6時間睡眠をとらせた結果、シワが45%も増加していたそうです。
また、シミや肌の赤みまでもが数%増加していたそうです。
しかも、実験期間中に20%もの方が自尊心の低下を感じ、実験後には33%もの方が気分の落ち込みを感じたそうです。

笑いジワを作らない、悪化させない

シワになってしまう主な原因を一通りお伝えしてきましたが、ここからは笑いジワを作らない、これ以上悪化させないためにできる事をお話しします。
まずは、原因の部分でもお話ししましたが、目元付近に刺激を与えないことが本当に大切になってきます。
紫外線対策
紫外線はUV-Aがシワの原因になると言いましたが、まず紫外線対策は夏だけでなく、必ず一年中対策をしてください。
シミやシワの原因になるのはもちろんですが、乾燥肌の原因もつくってしまうのが紫外線です。
そして、意外に知られていない事なのですが、夏の紫外線は晴れている日よりも曇りの日に照射量が多いのです。
曇っているから大丈夫だろうと侮ってはいけません。
日焼け止めは曇りの日も晴れの日も確実につけるように心がけましょう。
保湿できるお肌に優しい日焼け止めがいいです。
例えばhanaオーガニックのUVミルクがBBクリームみたいに使えて目元でも安心して使えます。
また、日焼け止めの他に、折り畳みの晴雨兼用傘を持っているととても便利ですよ。
サングラスやストールなどUVケアグッズもうまく使い方ですね。

乾燥対策
乾燥対策も秋冬だけでなく、年間を通してしっかりと行ってください。
夏場はべたつくのが嫌なので、さっぱりした化粧水のみで済ませてしまいたくなりますよね。
しかし、夏場はエアコンで空気がかなり乾燥しているので、冬と同じくらいしっかり乾燥対策をしましょう。
冬に入ったら、室内を加湿することも乾燥対策として有効です。
加湿器をお持ちでない場合は、部屋に濡れたタオルを干したりしてもOKですよ。
適度な加湿は風邪やインフルエンザの予防にもなりますので、一石二鳥ですね。
正しいスキンケアを
力を入れたゴシゴシスキンケアは、シワやたるみだけでなく、敏感肌の方の場合赤みの原因になってしまいます。
紫外線、乾燥、間違ったスキンケアは、必ずと言っていいほど美肌の大敵として紹介されるものですよね。
それだけ良くないものなのです。
しかも、目元は特に皮膚が薄い部分、他の部分よりも刺激の影響を受けやすいので、さらに注意が必要です。
洗顔は必ず泡立てた洗顔料を使用し、撫でるように優しく洗いましょう。
できれば潤いアップの保湿洗顔石鹸を使うといいです。
洗顔後のスキンケアも、優しく抑えるように馴染ませて、最後に優しくパッティングがお約束です。
メイク落としなどでクレンジングする際や、マッサージをする際も、ほとんど手に力をいれずに行うくらいが丁度いいそうですよ。
目元などの落ちにくいメイクは、専用のクレンジングで力を入れずに優しく落としましょう。
・過度のダイエットや生活習慣に気を付ける
油分を全くとらないダイエットや、極端な食事制限で体重を落とすダイエットは体調を崩しやすくするばかりでなく、お肌や髪の毛にも直接影響します。
せっかく痩せて美しくなりたいと願っているのに、肌も髪も乾燥でパサパサでは本末転倒ですよね。
また、お肌のハリが失われて目の下のシワやたるみを悪化させる原因にもなってしまいます。
食事制限はほどほどにし、運動量を増やすなどして健康的にダイエットを行うようにしましょう。
適度な運動は、血行を良くし代謝をあげるので、お肌のターンオーバーを正常化させる事にも役立ちますよ。
そして、現在睡眠が十分にとれていない方は、睡眠不足の解消をしましょう。
お肌や精神に理想的な睡眠は7〜8時間と言われています。
現代社会に生きている私たちには、毎日7〜8時間のまとまった睡眠をとるのは難しい事かもしれませんが、早く寝られるときは早く寝るようにする。
明日片づければ良いことは後回しにして、まずはゆっくり寝るなど、心の余裕も大切なのかもしれませんね。

今すぐに隠したい、目の下の笑いジワ

前項では根本的に作らない、悪化させない対策をご紹介しましたが、次に今できてしまっている笑いジワを今隠したい!そんな方の為の対策をご紹介します。
・お化粧で隠す方法
これはとても陥りがちなお化粧のミスなのですが、ファンデーションやコンシーラーの厚塗りで隠そうとすると逆効果です。
下地やファンデーション、コンシーラーを塗ったばかりの時はまだ良いのですが、時間がたつとよれて、シワの間に化粧品が落ち込みシワが深く見えてしまうのです。
ツヤ感を意識したパールなどが入った下地を用いたり、仕上げ用のパウダーもうっすらとパールが入ったものを使用すると、光の反射効果でシワが薄く見えます。
お勧めはパールホワイトではなく、パールピンクです。
血色が良く見え、白浮きせず自然に仕上げる事ができます。
どちらもかなり薄くつける事を意識してみてください。
そして、目の下ではなくまぶたのメイクをいつもより濃いめにすることで、まぶたの印象を強くし、視線をそちらに向けるのも効果的です。
どちらも手軽に行う事ができる方法ですので、是非お試しください。
目元専用パックを使用する
最近、目元の専用パックが売られているのを良く見かけると思います。
この目元専用パックを使用すると、乾燥による目元の笑いジワにはすぐに効果がでることが期待できます。
ヒアロディープパッチがおススメですが、基本的にはどんなものを使用してもかまいません。
ただし、敏感肌の方には刺激が強く感じる場合もまれにありますので、まずはパッチテストなどを行ってから使用するか、薬剤師や医師に相談してから使用しましょう。
・笑い方を変えてみる
人は、歯が見えていると笑っている顔だと錯覚するそうです。
目元に力が入り過ぎないように、上唇を上に引っ張る感じで歯を見せるように笑ってみましょう。
目元に力が入らないことにより、シワそのものの出現を防ぐものです。
鏡を前においてトレーニングすると、徐々になれてくるでしょう。
しかし、この方法には落とし穴があります・・・。
目が笑っていないように見える!
慣れていないと、なんだかひきつったような笑いになってしまう事がありますので、親しい間柄の方の前では、あまり使わないほうが良いかも?しれません。

笑いジワは幸せの証でもある

筆者も笑いジワやほうれい線に悩んだ時期がありました。
これは大変とばかりにケアをはじめ、いろいろと試していました。
努力の甲斐もあり、効果が徐々に表れてきたとき、妹が私に言った言葉は
「笑いジワもほうれい線も、たくさん笑ったからできたんだと思う。幸せの証なんじゃない?私なら、この人は幸せな人生を送ってきたんだなと思う。」
というものでした。
確かに年齢を重ねてくると気になるお肌の悩みではありますが、やはり気にしすぎる事も良くないものだと思いました。
無理のない範囲でのケアと予防で、いつまでも自然に美しくありたいものですね。

笑いジワケアに人気の目元専用のアイテム

◆なお、毎日のお手入れに使う目元専用のアイテムもいろいろありますが、一番いいなと感じたのが、アイキララです。
目元専用の成分が豊富で潤いアップで目元がふっくらとなる!と口コミ評価も高いからです。
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